製造部 /
2023年4月入社

地元が大好きで、地元のために働けると思い入社しました!

自己紹介

こんにちは。製造部の渡辺尚(なお)と申します。
出身は、宮城県亘理町です。農業高校を卒業した後、専門学校の仙台総合ビジネス公務員専門学校・販売ビジネス科・ショップマネジメントコースで、簿記と販売に関する勉強をしました。
 
趣味はいっぱいあるので一部のみの紹介ですが、カラオケと武術(空手、剣道)が趣味です。
 
洋服より気楽だなと思い、専門学校に通っていた頃から普段着が和服になりました。今も、プライベートでは、袴と足袋(足袋シューズというものがあるんです)で生活しています。

こだまを知ったきっかけ、興味を持った理由は?

専門学校での企業説明会に児玉社長が参加され、直に話を聞いて面白いと思ったことです。なかでも地元貢献という言葉に惹かれました。
 
私も地元が大好きで、地元のためにできる仕事がいいと思っていたのでもっと詳しく知りたいと思いました。そこで、その場でインターンシップに興味があると伝え、インターンシップに2日間参加させてもらいました。

入社を決めた決定打、
製造部を選んだ理由は?

 
社長にあこがれて入社を決めました。児玉社長の、物事をはっきりおっしゃるところ、地元愛が強いところに魅力を感じ、私もこういうふうになれればと思いました。
入社時に、所属する部署を選ぶことができました。専門学校では販売を勉強しましたが、高校は農業学校だったので生産も勉強していました。販売も生産も経験して、職人を目指したいと思ったので製造部を希望しました。専門のものを作るのはかっこいいなと、元々憧れがあったことも影響しています。

 

製造部での具体的な仕事内容は?

製造部の仕事は、どら焼きをつくることと在庫管理です。その名の通り、製造が主です。
 
どら焼きができるまでの工程は、「仕込みをする→焼く→あんこを乗せる→ふたを乗せる→包装する」です。完成したら、冷蔵庫に入れたり1階に持って行ったりします。こういった一連の仕事を担っています。
その日によって担当する作業が変わります。仕込み担当のときは5時出社で14時に終業です。
 
私は、これらに加え、あんこづくりを任せられています。

焼いているところ
クリームを乗せているところ

実際に働いてみて、製造職の
魅力は?

 
自分の成長がそのまま商品に出るところです。最初は、自分がつくるものにばらつきがありましたが、今は安定したものがつくれるようになりました。
 
また、自分がつくった和菓子を食べて「美味しい!」と言っていただけるところも魅力です。食べた方のコメントを共有してもらえる時があり、いつもとても嬉しく感じています。

製造職として、これまでのキャリアステップは?

入社して数カ月は、ひたすら餅を置く仕事をしていました。正確な場所、同じ場所に置かないといけません。これができるようになって、あんこを絞る仕事、検品作業、あんこをつくる仕事と、徐々に任されていきました。
できるようになったら新しいことを習い、できることを増やしていくスタイルですね。
 
入社11カ月目ですが、まだできていない仕事は、餅(正確には求肥(ぎゅうひ)といって水あめが入っていて餅とちょっと違います)をつくる仕事です。これは、昭和から勤めていらっしゃる、勤続26年くらいのベテランの方がつくっています。餅づくり以外は一通りできるようになりました。

クリーム乗せ
ベテランの求肥(ぎゅうひ)づくり

一日の仕事の流れは?

  1. 午前中は製造、午後に次の日の準備をしています。
  2. 製造で工場に入る前に、衛生管理上必要なプロセスを一通り行います。そのプロセスは、白衣を着てローラーをかける→体調をチェックする→手を洗う→エアーシャワーを浴びてほこりを落とす→長靴の底を消毒液に浸して消毒する、です。
  3. 製造部では、日によって担当部分が違い、その日の自分の担当部分を集中して担います。

製造職で一番大事だと思うこと、腕の見せどころは?

大事なことは、精神面では愛情を込めてつくること、衛生面・技術面では確認を怠らないことです。
 
あんこづくりは気温に左右されます。例えば、低温になると固くなって絞りにくくなったりします。そのような環境の中、いつも同じものをつくる工夫をすることが大事です。硬さだけでも味に違いが出てしまうので、一定の柔らかさになるように工夫しています。

製造職として仕事をしていて
一番嬉しいことは?

 
最初に嬉しいと思ったのは、就職が決まった時に、地元・亘理の方々に至る所で、「こだまに就職したの凄いじゃない!」と声をかけていただいたことです。
 
今は、「これ、渡辺さんがつくったんでしょ」とか「美味しいよ」と仰っていただけることが一番嬉しいです。

会社の魅力的だと思うところは?

とにかく人です。最初、スタッフ同士の仲の良さに驚いたくらいです。かなり年上のお姉さま方もいて、世代を超えて声をかけてくれ、毎日笑いながら仕事をしています。笑顔で仕事ができるのがこだまの魅力です。
 
もちろん、製造職として、やってはだめなことはしっかり教えてもらえます。教え方も優しくて丁寧ですが、ダメなところはダメとはっきりと言ってもらえるところが学びになり、助かっています。
 
他にも、テレビに出たり、取材を受ける経験ができるのが魅力です。例えば、テレビ取材では、「OH!バンデス」の「こだまの裏に潜入!」で製造部の人間として出演させていただきました。

製造部のみなさんと
取材いただきました

今後の目標、夢は?

こだまの広告塔としてもっと皆さんの前に出ていくことです。
 
今も、児玉社長が私を積極的に前に出そうとされているので、その想いに応えていきたいです。
社長の隣に立てるくらい前に出られるようになりたいです。

会社の雰囲気、働きやすさは?

雰囲気は、とにかく明るいです。身内のおばあゃん、もとい、お姉様方が増えたのかなと思うくらい可愛がっていただいています。
皆さん、毎日気さくに声をかけてくださいます。入社したての頃、「これが会社なのか?!こんなに仲がいいものなのか?!」と驚いたくらいです。
 
また、3日働いて1日休みというように、働く周期がしっかりしているところも精神的にもとても働きやすいです。

 

教育制度について

ベテランの先輩方からOJTでしっかり教えていただけるのはもちろん、保健所の衛生講習会でも学ばせていただきました。
 
社内でも社長研修等の研修があり、その時々で必要なことについて学んでいくことができます。

OJTでいつでも教われる環境
製造部の社長研修

どんな人がこだまの製造職に合っている?

製造職だと人と話さなくていいと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはなく、明るい人が合っていると思います。
というのも、分からないことが出てくるので、人に聞く必要があるからです。教えを求めて声をかけることができる人が合っていると思います。
 
あとは、体力はあるに越したことはないですね。

学生の方へのメッセージ

 
私の地元、亘理で名も知らぬおじいさんから聞いた言葉を贈りたいです。「人の幸あらずして己に祝福は来ず」=自分のためにも誰かを幸せにしたいという気持ちが大事だ、とお伝えしたいです。
 
製造部への就職ですが、これまで料理やものづくりを経験していなくても大丈夫です。教えてもらったことを素直にやっていけば、できることが増えていき、活躍していくことができます。